先日の報告会に出席してくださった支援者の皆さま、また報道関係者の皆さま、急な呼びかけにもかかわらずご参集いただきましてありがとうございました。
平成17年11月に始まった活動もいよいよ収束する時期を迎えました。
時が経つのは早いもので、彩花ちゃんが亡くなって9ヶ月が経とうとしております。
平成18年5月17日(日本時間)アメリカ・マイアミ大学ジャクソン記念病院にて両親の腕の中で息を引き取り、その後、27日に「お別れ会」を催し、支援協力者の皆さま多数のご参列をいただいたなかでとりおこないました。
その後、事務所の撤収や、協力いただいた方々への挨拶まわりをし、全国の皆さまからいただきました大いなる善意に対して失礼がないよう中間会計報告を発表させていただきました。
そして収支会計をまとめるべく、ジャクソン記念病院からのデポジット返還待ちとともに、皆さまからいただいた大切な剰余金をどのように活かしていけば有意義になるかと何度となく役員及び我々の指南役であったトリオジャパンさんとも相談して、今後の会の方針を話し合い、「今後の移植医療に対して有効に使いたい」。今現在、同じような境遇で活動している救う会に対して、「すぐにでも役に立てていただきたい」。また、「すぐにでも救ってあげたい」一心で、活動している救う会の目標額に対して一割額相当の金額を寄付してゆこうと役員メンバーの意思統一を図り、救う会発足に際する“支援・アドバイス”を含めて、剰余金のなかから11団体に寄付をさせていただきました。
その経過のなかでも支援者の方々より様々な意見をいただきましたが、剰余金使途に対して有意義な形のひとつとしてご理解していただいたものだと思っております。
10月に入ってデポジット額の返還が決まり、平成18年12月いっぱいで収支決算を行い、公表するために、最終収支会計精査に入りました。
最大の焦点でした、「今後の我々の活動をどうするか」そして「剰余金の使途はどのようにするか」でしたが、上記の理由に変わりはなく、一時「基金設立」という案もありましたが、役員会での協議を経て、基金設立は取りやめ、有効に使わせていただいて会を解散しようとの運びになり、あらためて今回、「臓器提供意思表示カードの作成」、「万里君を救う会への寄付」、「支援分残金清算(れんくんを救う会のぼり旗代金)」という形をもって、全ての剰余金を精算させていただきました。
解散に際し、協力していただいた支援者の皆さまにはどれほど恩返しできたかはわかりません。足りない部分も多々あったかと思います。しかし、感謝の念があったからこそここまで出来たことも全てです。本当に今までありがとうございます。言葉には言い表せないほど沢山のお気持ちと、沢山の愛をいただき感謝申し上げます。
我々は今後も両親をサポートしながら、「あやかちゃんを救う会」なき後も熱いハートを胸に、今後の移植医療の発展に向けて進んでゆきたいと思います。
移植医療は選択の医療とも呼ばれております。
逢えずじまいで終わった彩花ちゃんを忘れずに、けっして間違っていなかったと信じているその事実も伝えながら、臓器提供意思表示カードの推進とともにこの日本で移植医療の素晴らしさを伝えていかなければならない事が使命と考えます。
両親も徐々に元気を取り戻してきており、「財団法人いばらき腎バンク」等を通して、命の大切さを教えるセミナーなどに積極的に参加するようになりました。
小さな命を救おうと始まったこの活動、彩花ちゃんの死を無駄にせぬよう、頑張ってまいりますので、今後も両親共々ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。
何度お礼を申し上げても足りないとは思いますが、ご支援いただきました皆さま、そして活動に携わっていただきました皆さま、救う会一同、敬意と感謝をこめて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
平成19年2月16日
あやかちゃんを救う会
代 表 戸 塚 一 彰
あやかちゃんを救う会事務局一同